今回の米国での訓練で私もまだまだいけると自信がつきました....K.M

この夏、見事自家用ライセンスを取得なさったK.Mさん。
1955年生まれの56歳です。

20年前、お仕事をなさりながら国内訓練施設で自家用訓練を行っていましたが、お仕事の都合で一時断念なさいました。
しかしながら再挑戦を決心し、今年6月渡米し56日間で自家用ライセンスを取得なさいました。

パイロットライセンスを取得しようと思ったきっかけは?幼少のころからパイロットに憧れていたのですか?
子供の頃からなんでも飛ぶものに興味がありました。(笑)
最初はトンボなどの飛ぶ昆虫、少し大きくなってからは鳥、そしてグライダー・飛行機というように興味が移っていきました。

学生時代には航空部に所属していてグライダーで飛んでいました。当然職業としてのパイロットを目指しましたが残念ながら果たせませんでした。

 

 

お仕事ご退職後、パイロットライセンス取得なさいましたが、どのようなご職業に従事していらしたのですか?
銀行です。


小野アビエーションに入校なさった理由は?
10数年前に某航空雑誌に小さく(1ページの8分の1くらいと記憶しています)広告を出されているのを見ました。
それからコンスタントにそして少しずつ広告のスペースが大きくなっていきました。

それを見てきっと堅実な経営で信用できるのではないかと思ったからです。

 

ご自宅(埼玉県)から、東京まで、通学にて渡米前座学を行っていましたが、苦労した点は?大変でしたか?座学はどの位のペースで行っていましたか?(週に1回とか)
好きな飛行機を勉強できるので私としては苦労したという感覚はありません。概ね週1回のペースで座学を受けていました。


国内座学は難しかったですか? (苦労した点、楽しかった点などなんでも、勉強のコツは?)
前述の通り苦労したことはありません。それと以前に国内で陸単の飛行訓練していたことがあったのである程度は知識を持っていました。コツと言うとやはり地道にコツコツと勉強する以外ありません。

 
不安なく渡米出来ましたか?アメリカ渡米において、ご家族の反応は?今までアメリカへ旅行など、行かれたことはありますか?
自分の歳(56)のことで少し不安はありました。加齢による健康、体力、判断力、気力などの低下で本当に免許とれるのかなあ?と。
結果的にそれは杞憂でした。

渡米前では家族がみな歓迎ムードでなかったことは確かです。東日本大震災、経済不況などで風としては向かい風でしたから。
しかし無事免許取得して帰国したら妻には“よく頑張ったね”と褒められました。

アメリカは新婚旅行でハワイに行ったことしかありません。しかも30年前!です。



アメリカでの生活について(楽しかった点、苦労した点などなんでも)また、同じパイロットハウスで生活していた訓練生の印象は?
同じ目標を持った訓練生がひとつ屋根の下で生活するのは刺激になってよかったです。
長期間の異国での生活や飛行訓練で落ち込むこともあるでしょう。そういった時にお互い励ましあったり勉強しあったりで前へ進むことっていいですね。

私のサラリーマン生活では久しくなかったことです。

一緒に訓練した若い人たちは飛ぶことばかりでなく遊ぶことも一生懸命でした。いい仕事(訓練)をするのにはしっかり遊ぶことも大切です。が、私は滞在期間も限られていましたので飛ぶ方に専念しました。

それまで海外での滞在はホテルしかありませんでした。今回のような自炊の生活は初めての経験で新鮮でした。
スーパーで食材を買ってきて家で料理することはおもしろかったです。

巨大なピーマンを見てはアメリカでは何でも大きのだなあと感心したり、安くて分厚いステーキ用牛肉を見てヨダレを垂らしたりです。

 

 

天気はいかがでしたか?
7月前半は曇りがちの天気でしたがそれ以降はほとんど晴れでした。私が滞在した7,8月のうち天候不順で飛べなかったのは1日だけでした。全般的に天気はよかったです。

 

筆記試験は問題ありませんでしたか?
渡米前に問題集(TEST PREP)やインターネットでのオンラインテストをこなしたので問題なくクリアできました。

 


英語やATCは大丈夫でしたか?
多少英語ができましたので日常会話ではそれほど苦労することはありませんでしたが、実際のATCでは耳が慣れるまで時間がかかりました。本格的に米国で飛ぶには相当のATC能力を身につけなければいけないと感じました。

 

 

アメリカの空はいかがでしたか?(日本の空もご存じですので、アメリカ空との違い/印象など教えてください)

私は関東周辺とコーバリス周辺空域しか知りませんがそれらを比較すると、コーバリス周辺の航空機トラフィックがかなり多いと感じました。免許取得後PICとして操縦したときは空港周辺では耳をダンボのようにしてATCをモニタしたり、目を皿のようにして周囲のトラフィックを確認していました。空中衝突は怖いですからね。

アメリカではよその空港に行っても基本的にタダ(着陸料がかからない)なのでいいですね。いろいろな面で航空機運行のインフラが充実していてやっぱりアメリカは航空機大国だなあとあらためて知りました。

それとコーバリス周辺は牧場、畑など広く平らな不時着に適した土地が多いので安心して飛ぶことができました。

 

実技試験の出来はいかがでしたか?
普段の訓練のときと同じように飛行できたと思います。私が受けた訓練の質と量に自信をもって臨むことができました。他のスポーツと同様、普段の訓練がきびしいほど自信につながると思います。実技試験後、コクピット内で試験官からCongratulationsと言われた時の喜びは今も忘れられません。

 


訓練において大変だった事、辛かったことは?ありましたか?
飛行訓練は予想通り楽ではありませんでした。過去、国内でも飛行訓練をしたことがありますが楽な訓練は一度もありませんでした。今も昔も飛行訓練は命がかかっているだけにきびしいことは当然です。その中でも苦労したのはやはりATCです。無線を通してのやりとりで、時には会話調だったりするのである程度聞き取れるようになるのには時間がかかりました。米国で飛ぶにはもっともっとATCの経験を積まなくてはなあと実感しています。

 

これからパイロットに臨む方々にアドバイスをお願いします。
パイロットの免許証は若いころからの夢でした。それが数十年目にしてやっと叶いました。もし、中高年の方で飛びたいと思っておられる方は是非チャレンジしてみてはいかがでしょう。歳だからとは言っていられませんよ。

 

これからのパイロット人生を、どのように楽しみますか?(日本のフライングクラブなどに所属なさいますか?)
はい。どこかのクラブに入って空を楽しみたいと思います。

 


あなたにとって空と飛ぶこととは?
生きる上でのおおきな励みと楽しみです。

 

現在、新しいチャレンジをしていらっしゃいますか?もしくは、今後チャレンジした事はありますか?
多発、計器飛行ライセンスを米国で数年かけて取得したいと思います。これはより深く飛行機とその飛行を理解することでより安全な飛行ができると思うからです。最初は自家用ライセンスだけで良いと考えていましたが、今回の米国での訓練で私もまだまだいけると自信がつきました。

 

最後になりましたが現地でお世話になりました教官・スタッフ、同じ屋根の下で一緒に生活・勉強した訓練生そして東京事務所の方々、ありがとうございました。

 

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K.Mさん、この度は、インタビューにご協力いただきまして誠にありがとうございます。


 

おうちで収穫なさった ”たけのこ” 美味しくいただきました。

米ぬかつきでいただきました!(^_^)/ (喜)

 ご馳走さまでした。
(東京事務所 スタッフ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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