2009年日本への旅 代表小野
今年の夏は例年にも無い忙しさでオレゴンを離れることが出来ませんでしたが、漸く11月末に帰国のめどが立ち2週間の日本訪問を果たすことが出来ました。
日本到着直後には羽田で行われたAFJ(エアーフライトジャパン)さんとの合同説明会に参加しました。説明会にはJ-Air,JAC両社も参加されパイロット採用試験等に付き説明をされました。
午後に入りAFJさんの学校説明に続き提携アメリカ訓練校としてパイロット希望者にお話をする事が出来ました。例年機会があるたびにこの説明会に出席させていただき希望者の皆さんとお会いするわけですが、その後羽田会場でお会いした方と現地オレゴン校で再開するのは本当に嬉しいものです。
今年も昨年の説明会場でお会いしその後モノレールの中で話が弾んだI君と一年後に再会を果たすことが出来ました。今年の説明会ではそんな話をして希望者との挨拶を終えました。
時差が多少回復した翌週から九州、関西地方への出張が始まりました。先ずは羽田からJAL機に飛び乗り昨年に続き鹿児島のJACさん訪問です。
最近多くの卒業生を採用いただいておりご挨拶を兼ね訪問をさせていただきました。12月と言うのに南国鹿児島は実に暖かく穏やかな天気で寒くなったオレゴンから訪問した身にとっては羨ましい限りでした。
最初にO新社長のへのご挨拶ですが、お会いしてびっくり私はひそかに「若大将だ!」と心の中で叫んでしまいました。そうあの加山雄三に外見や雰囲気がそっくり、若くてほんとにかっこいいんです。
JAL,Interからこられたそうですが、なんとご子息がユージンのUniversity of OREGONに留学されていたとかオレゴンを良くご存知でした。世間は本当に狭いものです。
色々と航空界についてのお話をお聞きしたのですがJALさんも今後はダウンサイジングを益々進めていくそうで当面JACさんは忙しくなりそうです。その後は訓練担当の重役さんにお話を聞くことが出来ました。
現在当校出身の副操縦士が乗務を始めており来年3月には1名更に6月にも1名の当校出身者が乗務を開始します。
B制度で入校された方々も現在AFJで訓練されており続々と当校出身のパイロットが増えてきそうです。
【小野アビエーション出身のパイロットの方々】
話をしているうちに現在乗務をしているK君が挨拶に来てくれました。オレゴンではラフな服装での訓練だったのですが、この日は凛々しい制服姿、やっぱりかっこよかったです。その後シュミレーター訓練中の2人も加わり、しばし昔話に花が咲きました。
泊まりは鹿児島空港から20分ほど私のお気に入りの「京セラホテル」です。都心の一流ホテルにも劣らないこのホテルが一泊1万円もしないなんてほんとにお得です。何でも京セラの稲盛社長が鹿児島出身で地元への感謝をこめて作ったとか。今度携帯を買うときはKyosera製にします。
さて翌日はJEX機にて伊丹に向かいます。伊丹からは高速バスで天王寺に向かい、とりあえずホテルに荷物を預けた後地下鉄で八尾空港に向かいます。八尾では2社を訪問し訓練機や模擬飛行装置など見学させてもらいました。ここでも数人の当社卒業生に出会うことができ嬉しい思いをしました。
翌日は新幹線にて名古屋へ、高速バスを使って名古屋小牧空港のJ-Airさん訪問です。
旧知のY機長は残念ながら乗務中でしたが昨年もお世話になった運航乗員訓練部K次長とKさんに今後の乗員養成計画などについてお話をお聞きしました。
J-Airさんはここ3年ほどで60名ほどのパイロット採用を行っており今後も機材の増機を進めていくそうです。
当校で優秀な成績を修めた方は是非A,B両制度にチャレンジして欲しいとの事でした。
空港内の事務所を見学させていただきましたが昨年より更にスペースを増やしており益々発展しているように見えました。
驚いたのはJ-Air現在さんには訓練生を含め4名の女性パイロットが居ると言うことです。JACさんでも女性パイロットの採用については否定しないと言っており今後は女性パイロットが増えるかもしれません。
J-Airさんにも当社卒業生の数が最近急増していますが多くは訓練中であり会うことが出来ませんでした。乗務中のパイロットの名前の中にO君を発見したのですが今日は泊まり勤務で名古屋には戻らないと言う事でした。
色々お話を聞いた後ターミナルに戻りましたが私の乗る長崎行きのJ-Air機の出発予定までは一寸時間があり昼食時間でもあったのでを一寸足を伸ばすことにします。
名古屋空港の機能の多くがセントレア中部国際空港に移転した後、不要となった国際線ターミナルは現在AirportWalk(エアポートウオーク)と言う巨大ショッピングセンターになっていると聞いていたので行って見ました。
行ってびっくり4階建ての建物には135の専門店と映画館までそろっている一大ショッピングセンターでした。オレゴンでしょぼいショッピングモールしか見ていない私にとっては新しい発見でした。しかし平日の昼間と言うこともありお客さんの数は数えるほど、もしかして店番をしている店員のほうが多いのではないかと思われました。
3階から表を見れば明らかにボーディングブリッジと思われる張り出しから螺旋状の非常階段を見ることが出来大型航空機が乗りつけたと思われる位置は駐車場になっていました。
さてこの巨大な建物は何時建造されどの程度国際線ターミナルとして使われたのか。もし償却が終わっていないとすると新空港移転の為無駄になった経費は誰が払っているのか。華やかなショッピングセンター最上階のレストラン街でラーメンをすすりながら深く考えてしまいました。
国内線ターミナルに戻り搭乗口で待っていて、なぜか搭乗案内を聞き落とした私は悠々とJ-AirのCRJに最後に乗り込み長崎に向かいました。
長崎空港にはAFJのMさんがお出迎え、つい先日羽田でお会いしたばかりであり毎年の訪問なので「ただいま~」と言った雰囲気で車に乗せていただきます。
AFJではO社長初めスタッフの皆さんそして現在訓練中の生徒さんのお出迎えを受け本当に恐縮。
この日は当社卒業生2名の計器実地試験が行われており長崎到着後ホテルに直行するものと思っていたのですが予想外のAFJの皆さんの歓迎を受けて感激。
その後別室にて当社卒業生と懇談、短い時間でしたがつい最近までオレゴンで訓練をしていた人から間もなく計器の実地試験を受ける人まで多くの訓練生と話をすることができました。全員が制服姿できりっとしていますが、少し行儀が良くなりすぎているような気もしました。
夜はAFJの皆さんのご招待で長崎料理に舌鼓を打ち海外経験の長いO社長や 整備担当重役の楽しいお話を聞いて夜が更けていきました。日本滞在中に私の体重はかなり増えてしまったのは間違いありません。
すっきりと目覚めた翌朝はAFJさんにて教官、営業担当者の皆さんと今後の訓練方針などの打ち合わせを行いました。
来年もAFJさんからは教官派遣をお願いし更に技術交流を行うことでも同意しました。
午前中ですべての打ち合わせを終え、いよいよAFJ K次長さんの運転で熊本に向かいます。
長崎から熊本までは直線距離では80キロ足らずですが陸路では佐賀、福岡県を通って有明海沿いに走る2時間半ほどの旅です。途中お昼を食べた後は時差もあってうつらうつらとしながらひたすら熊本へと向かいます。
目的地IC近くで田原坂と言う表記を発見、ここが西南の役の激戦地かと感慨を深くしました。その後熊本城の石垣を右に見て西郷さんもこの石垣に歯が立たなかったのかと感心。次回は是非時間をとって熊本観光をしたいものです。
4日の出張を終え東京に戻ると翌日は恒例の忘年会に参加です。
忘年会は例年にも増して多くの方の参加で大いに盛り上がりました。
現役のパイロットの方々現在訓練中の人、飛行クラブで楽しんでいる方やこれから訓練を考えている人、皆飛行機の話になると止まりません
久しぶりに仲間を連れて参加してくれたH君からは訓練生として入社したとの嬉しい知らせも貰いました。
普段殆ど酒を飲まない私もこの日ばかりは飲みすぎてしまいました。
こうして羽田の説明会で始まった私の2009年日本の旅はおわりました。
来年もオレゴンで新たな訓練生さんとの出会いが始まります。
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