エアラインパイロットインタビュー....スタートラインに立つ人たち

(順不同)


スカイマーク株式会社
B737副操縦士
三上栄輔さん

1. 訓練を開始するまでの貴方の経歴(プロフィール)をご記載ください。
日本大学在学中に米国のEmbry-Riddle Aeronautical Universityに留学し、在学中にPhoenix East Aviationで海外訓練開始。 帰国後にアルバイト生活を経て、本田航空で国内訓練を開始。


2. パイロットになろうと考えたキッカケは?
何か専門的な職種に就きたいという思いがあり、最初は漠然とした憧れでパイロットを目指し、航大受験を考えましたが、勉強するにつれて絶対になりたいという気持ちが強くなりました。


3. パイロット初期訓練を本田航空で行うことを決めた理由は?なぜ本田航空を選択なさったのか?
(本田航空ご入校なさった理由は?)
以前に他の国内航空会社の教証訓練もされていた実績、また国内の他のフライトスクールの中で一番熱心に対応をしてくださったからです。


4. 現在の会社を選択した理由は?
新規航空会社の中でも、独自性があり、それを活かして著しく成長するエアラインだと思ったので。


5.エアラインパイロットのスタートは、パイロットのライセンス取得がはじまりではなく、航空会社へ就職してからと、言いますが、どういう点がそう言われるのでしょうか?
エアラインでのコクピットでは機長と副操縦士との共同体としての作業が重要視され、
ライセンス取得時はもちろん訓練仲間、教官との関係は重要ですが、個人の能力が大きな要素となっている点だと思います。


6. エアラインパイロットとして健康に気をつけていることを教えてください。
休日は、趣味のサーフィンなど運動を積極的にするようにしています。
また、ステイ先ではなるべく長い時間、散歩をするようにしています。


7. 現在、日々の業務において心がけている事は?
様々な機長とフライトを行うので、その機長のフライトの仕方、考え方など少しでも自分のものとして吸収できるような姿勢で取り組んでいます。また、運航に関わる人々と情報を積極的に共有することにより形成されるCRMの構築を心がけています。


8.エアラインパイロットとして業務なさっていて今まで一番印象に残っているエピソードは?
初めて実機で羽田空港をランディングした時、とても緊張したが、自らの手で操縦している実感を味わえた事です。


9. エアラインパイロットに必要な事とは?
どの職業でも必要ですがコミュニケーション能力、そして物事を分析し、改善点を見つける力、向上心を高く保つ事。


10.これからエアラインパイロットを目指す方々へメッセージをお願いします。
様々な試練があると思いますが、その分やりがいのある職業だと思います。特殊な職業と考えられがちですが、特殊な才能は求められず、正直に努力を継続すれば夢は叶うと思います。頑張ってください!

 


スカイマーク株式会社について

1998年9月、規制緩和による日本の新しい翼として出発したスカイマーク。現在ではボーイング737-800型機―19機を運航し、北海道から沖縄まで国内線を毎日約120便運航しています。

今までにないスカイマーク独自の工夫を凝らし、リーズナブルな運賃を提供することで新しい形の空の旅をお手伝いします。

 

『どんな未来がやって来るのか深く考えてください。
自分たちの仕事が未来に通用するかを想像しましょう。
そこで存在できるものこそが今すべき事業です。
過去をなぞっても新しいものは生まれません。
未来に届けられる会社を創りましょう。』

と経営理念を唱える西久保代表取締役社長は、日本では珍しいパイロットの航空会社社長です。2014年度を目途に国際線用機材としてA380を順次受領し、海外主要路線での運航を計画しています。

 

 

 

 


IBEXエアラインズ株式会社
CRJ副操縦士
平川雅啓さん

1. 訓練を開始するまでの貴方の経歴(プロフィール)をご記載ください。
・大学院卒業後、民間放送局に総合職として入社後1年間勤務(25歳)
・海上自衛隊幹部候補生学校入校後、遠洋航海、搭乗員教育課程を経てP-3C哨戒機搭乗員(戦術士)として勤務。2000年~2007年の7年間(26歳~33歳)
・2007年6月~12月 小野アビエーションでFAAの自家用、双発、計器飛行証明取得
(33歳)
・2008年3月~2009年4月 新日本航空にてJCABの事業用、計器飛行証明取得(34歳)
・2009年12月 IBEXエアライン株式会社入社(35歳)


2.パイロットになろうと考えたキッカケは?
小学校低学年の時に初めて乗った飛行機から見た富士山に感動したのがキッカケだったと思います。同じく小学校の国語の教科書で読んだ「霧のアンカレッジ着陸」という文章に感動したことや、祖父、父を始め身内に乗り物に携わる仕事に就いている人が多かったことも少なからず影響していると思います。


3.パイロット初期訓練を小野アビエーションで行うことを決めた理由は(小野アビエーションにご入校なさった理由は?)
率直に申し上げますと、直感で決めたというのが正直なところです。
HPに掲載されていた卒業生のコメントを見て、ここなら大丈夫だなという印象を受けました。結果的に直感はずばり的中していたと言えると思います。


4.現在の会社を選択した理由は?
今後の国内での航空運送事業において需要が更に高まっていくであろうリージョナルジェットを用いたフィーダー路線、ニッチ路線への事業展開に魅力を感じ選択いたしました。また入社試験と時を同じくしてCRJ-700型機の導入というニュースも飛び込み、更に魅力を感じた次第です。

5.エアラインパイロットのスタートは、パイロットのライセンス取得がはじまりではなく、航空会社へ就職してからと、言いますが、どういう点がそう言われるのでしょうか?
ライセンスを所持していても使う場が無ければ残念ながら意味がありません。JCABの事業用、計器飛行証明のライセンス取得は確かに難関ではありますが、エアラインパイロットとしての業務は入社、資格発令から始まります。お客様をお乗せして飛行するということの重みを知ると言う意味でも、やはりラインに出てからがエアラインパイロットとしてのスタートであると言えると思います。


6.エアラインパイロットとして健康に気をつけていることを教えてください。
月並みではありますが、バランスの良い食事を心掛ける。出来る限り歩いたり、自転車を使って移動するようにする。余暇には好きな運動をする等して健康管理に努めています。


7.現在、日々の業務において心がけている事は?
お客様が離陸から着陸まで不快な思いを一度もなさることが無いような操縦、高度選定等を心掛けています。その為に機長を始めとする先輩パイロットの方々の技や考え方を盗もう盗もうと思いながら日々業務に勤しんでおります。

 


8.エアラインパイロットとして業務なさっていて今まで一番印象に残っているエピソードは?
OJT(先輩副操縦士が後ろについて実際に副操縦士としてお客様をお乗せして飛ぶ路線訓練)が始まって間もない頃に悪天候のため目的空港では無い空港へダイバートいたしました。資格発令から間もなく一年になりますが、今のところ、ダイバートはその一回だけしか経験しておりませんので今も強く印象に残っております。


9. エアラインパイロットに必要な事とは?
普段の自己研鑽と日々の健康管理、そして滅私奉公の精神ではないでしょうか。
これら全てがエアラインパイロットに必要なエアマンシップの醸成につながるものと考えております。


10.これからエアラインパイロットを目指す方々へメッセージをお願いします。
訓練中はともすると技量向上や試験に合格することだけに目が行きがちになると思いますが、就職試験等は他業種の入社試験同様、社会人としての一般常識や識見を問うものがほとんどです。従いまして訓練と並行して語学、一般社会人としての礼儀、マナーや一般常識といった面についても勉強することをお勧めいたします。叶えようとする強い意志があれば夢は必ず叶います。頑張ってください!!

 

 

 IBEXエアラインズ株式会社について

IBEXアイベックスエアラインズ株式会社は、1999年株式会社フェアリンクとして設立され、2004年アイベックスエアラインズ株式会社(以下、IBEX)へ現在の商号となりました。

成田国際空港、大阪国際空港そして仙台空港を拠点におき、カナダのBOMBARDIER「CRJ」を日本で初めて導入しました。
仙台空港を拠点におき、成田国際空港、大阪国際空港を中心に日本各地へ就航しています。また、日本で初めてカナダのBOMBARDIER「CRJ」を導入し、現在CRJ100/200を4機、CRJ700を2機保有しており、この7月には7機目となるCRJ700領収予定です。

地域航空輸送の高速化を可能とした「CRJ」はヨーロッパ、アメリカなど欧米では、メジャーな旅客機でその運航性能、安全性、騒音、環境への適応性は、多くの支持を受けています。
この「CRJ」シリーズは、地域航空輸送の高速化を可能とし、ヨーロッパ、アメリカなど欧米では、メジャーな旅客機でその運航性能、安全性、騒音、環境への適応性は、多くの支持を受けています。
また、「快適性」には定評があり、VIP専用機として人気があります。
IBEXは、2003年、2004年に「CRJ」を運航する世界26社の中オペレーターの中で最高の定時出発率を記録し、カナダのBOMBARDIER社から表彰されています。

現在全日本空輸株式会社(ANA)をはじめ、オーストラリア航空、コンチネンタル航空、ユナイテッド航空とコードシェア(共同運航)実施しており、世界を代表する航空会社とコードシェアを実施しているのも、IBEXの安全性が証明されている証といえます。

 


 

ソラシドエア
B737副操縦士
那波宏紀さん

1.訓練を開始するまでの貴方の経歴(プロフィール)をご記載ください。
大学卒業後、音楽芸能事務所にて音楽制作ディレクターとして勤務
2007年10月に退社
 同   12月より小野アビエーションで海外訓練開始。(31歳)
FAA自家用、多発、計器飛行証明を取得後帰国。
2009年 2月よりエアフライトジャパンにて国内訓練開始。
2010年 6月訓練終了、
2010年 9月スカイネットアジア航空株式会社に入社。副操縦士要員として訓練開始。2011年 4月B737型式証明取得。5月よりOJT訓練中。

 

2.パイロットになろうと考えたキッカケは?
戦時中、そして戦後民間航空でパイロットとして空を飛んでいた祖父の影響です。
小学生の頃から飛行機に興味を持ち始めたことがキッカケです。

3.パイロット初期訓練を小野アビエーションで行うことを決めた理由は?なぜ小野アビ
エーションを選択なさったのか?
(小野アビエーションにご入校なさった理由は?)
訓練をしていく上で、仲間達との繋がり(横の繋がり)と先輩達との繋がり(縦の繋がり)が非常に大事だと考えました。仲間は多い方が訓練効率や学習効率が上がりますし、先輩方も多ければ多い程体験談や情報がより多く入ってくると考えたからです。

小野アビエーションに入校前、既にロサンゼルスにある日本人のいない現地の訓練校での訓練を前提に渡航準備を進めビザも取得していましたが、上記理由で渡米直前に小野アビエーションへの入校を決めました。
結果として教官のみならず訓練仲間や先輩方に恵まれ、日本での国内訓練においてもその繋がりには非常に助けられました。

4.現在の会社を選択した理由は?
留学時代に培った外国人とのコミュニケーション能力を、フライトだけでなく一社会人として活かしたいと思い、外国人パイロットが多く在籍するソラシドエア(SNA)を希望していました。


5.エアラインパイロットのスタートは、パイロットのライセンス取得がはじまりではなく、航空会社へ就職してからと、言いますが、どういう点がそう言われるのでしょうか?
今までの訓練において、コックピット内では自分がPICとしてすべて1人で操縦をしてきましたが、エアラインで使用している旅客機ではそうはいきません。
コックピット内ではキャプテンと2人での作業となり、場面ごとにキャプテンが今何を考え次に何をしようとしているのかなど、お互いに情報を共有し確認し呼吸を合わせてやっていく必要があります。例えば個人的な話ですが、ATCに対するレスポンスは今までのように自分自身の判断ではなく、2人で飛ばしてますのでキャプテンの了解又はリクエストを確認してからレスポンスをしなければなりません。
OJT初期にはキャプテンの了解を確認してから自分がATCにレスポンスする際に、そのタイミングにですら戸惑いを感じました。

また、CAの方達や地上で運航をサポートしてくれる整備士や空港スタッフ、そして運航をサポートしてくれるディスパッチスタッフの方達との連携プレーでフライトが成り立っているので、今までの訓練のように自分だけの判断による飛ばし方とは全く異なってきます。

安全性、快適性、定時性など今までの訓練以上に意識しなければなりませんし、大勢の人達と飛行機を飛ばしているという意識改革と順応が求められる点から、航空会社へ就職してからがスタート、そして本当のチャレンジだと感じます。


6.エアラインパイロットとして健康に気をつけていることを教えてください。
体調管理に関しては人それぞれだと思います。
私は、飲食の摂取する量や種類に気を付けています。食べ過ぎない、脂物を減らす、水分を取り過ぎないと言った具合です。フライト中、できるだけ余計な心配をしないで済むようにという自分なりの努力です。
オレゴンでの訓練中から実践していたので、苦になるというよりも、むしろフライトする際に個人的な安心材料のひとつにしています。もちろん無理のない範囲で実践しています。


7.現在、日々の業務において心がけている事は?
現在のOJT訓練において、フライト毎に学んだ事や失敗した事をすぐ次のフライトに活かせるように、疑問点などはその場・その日にクリアにするように心掛けています。またフライトの準備勉強をする際には、同期や先輩方となるべくコミュニケーションを取り情報収集行ったり、情報の共有をする様心掛けています。この事はOJT訓練が終了後も、パイロットとして仕事をしている間は常に心がけていきたいと思います。


8. エアラインパイロットに必要な事とは?
得意/不得意な部分は人それぞれです。

知識や技術を身につける過程においてどれだけ自己分析を出来るかというのは、訓練中難しかった部分でもありますが非常に重要だと感じる部分でもありました。誰でも自分の短所と向き合うのは嫌なことでしょう。苦手な部分やミスしてしまった部分など色々な課題が出てきた時に、「次はちゃんとやろう」では中々進歩できません。
「なぜそうなったのか?同じ過ちをしない為には何をしておけば良かったのか?それを防ぐためにどうするか?」を、自分の長所短所を合わせて分析した上でフライト毎に活かしていかなければならないと思います。

冷静な分析・判断力はフライト中に限らず地上でも大切だと意識しながら訓練を続けてきました。訓練中、非常に苦労した時期もありましたが、正確な自己分析と対策で乗り切れた部分も多かったように思います。
エアラインパイロットに必要な事は色々あると思いますが、非常に限られた時間の中、ハイレベルで膨大な量の知識と技量を見につけていく為には欠かせない事だと思います。


9.これからエアラインパイロットを目指す方々へメッセージをお願いします。
ライセンスを取得してから就職活動、そして入社後ラインデビューするまでに学ぶべき事はたくさんあります。
飛行機を飛ばすための知識や技術はもちろんですが、それ以上に友人や同期、教官やスタッフの方との人間関係から、一社会人としてまたパイロットとしての常識やバランスの良さを培っていくことが非常に大切だと思います。これは短期間で得るものではないと思います。

ライセンスを取得するというのは、個人の努力も必要ですが訓練所の仲間との助け合いから始まり、教官や周りのスタッフそして整備士などの方々のサポートがあってこその訓練でありその積み重ねです。
操縦技術や知識だけではなく、一人の大人として人間関係と人間性を磨き上げつつ、就職活動に向けてそしてエアラインパイロットになるための準備期間である日々の訓練を頑張ってください。

 

 

 

ソラシドエアについて

スカイネットアジア航空は、2011年7月1日に新ブランド「Solaseed Air(ソラシド エア)」を導入しました。

新ブランドのコンセプトは、「空から笑顔の種をまく」です。

 

S…Smile(笑顔)笑顔の輪をひろげます。
O…Originality(独創性)ソラシド エアらしさを追求します。
L…Local Color(地域色)地域を愛し、地域を元気にするお手伝いをします。
A…Affection(愛情)お客様とのふれあい、つながりを大切にします。
S…Satisfaction(満足)お客様の満足を追求します。
E…Expectation(期待)お客様の期待を超えるサービスをお届けします。
E…Earth(Eco) Conscious(環境配慮)人にも環境にも優しいエアラインを目指します。
D…Dream(夢)夢を与えるエアラインを目指します。
と1つひとつにソラシド エアのポリシーが含まれています。

宮崎に拠点を置き、2011年夏からは新造機Boeing 737-800型機を導入し、さらなる安全性・定時性・快適性を追求した運航を実施しています。
九州で生まれた航空会社という意識のもと、九州から日本へ、そして世界へ、笑顔の花を咲かせるために更なる飛躍を目指しています。

  

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