エンジン交換
さて此方アメリカ校も春を迎え新しい生徒さんが続々と渡米してきます。
昨年秋入校の生徒さんが全ての資格を取得し帰国するのと丁度入れ替えになるわけです。
この時期2月~3月は例年春の生徒さんを迎える前に機体、宿舎、車などの整備点検を行う期間です。
皆さんご存知の様に飛行機のエンジンは一定の時間稼動したら交換するよう定められています。

エンジンの種類により違い、例えばC152に使用されているO235エンジンは2400時間で交換。
PA44に装備されているO320エンジンは2000時間での交換となります。
この時間をTBO(Time Between Overhauls)と言いますがこれはエンジン交換を義務付けるものではなく交換を推奨すると言う意味なのでTBOを多少越して飛行することは可能です。
私の見た例ではC152で3600時間エンジン交換無しで飛行した例がありましたが通常はTBOを過ぎて飛行しているとエンジンの出力が落ちたりクラックが発生したりすることが多いようです。
昨年末から今年の初めにかけN80552とN69238の2機のC152が交換時期を迎えました。
いずれも当社の初級訓練機として又機長時間獲得の為の飛行で皆さんおなじみの機体ですが稼動機の数を減らさぬよう12月、1月と時期をずらせて新エンジンを搭載しました。

当校の多発訓練機として活躍しているセミノールN3047Bもこの春エンジン交換時期を迎えました。
5年前にこの機体を購入した際新エンジンを搭載したのでそれ以来約150人ほどが、この機体で多発限定を取得した計算になります。

現在新エンジンの取り付け作業を行っていますが作業は順調で4月中旬には稼動できる予定です。
春の訓練生が自家用を取得するのは5~6月になるのでその後は多くの皆さんがセミノールで飛行してくれると思います。


