みんな気になる・・・オレゴンの天気

当社に興味を頂いた方から、ほぼ確実に質問されるもの。
・・・それは、「お天気」のこと。
自然現象とはいえ、やはり効率よく訓練は進めたいですよね。そのお気持ち、よく分かります。
現在は、情報で溢れています。集めてみたものの、いったいどれを信じて良いのやら。かえって混乱してしまうこともあるかもしれません。

このページでは、オレゴンのお天気について、実際に現地に住んでいるスタッフの協力を得てご案内します。
是非参考にしてみてください。


実は、オレゴンは訓練に適した環境

オレゴン州は、米国の他の州と比べて雨が少なく温暖な気候の為 年間を通して飛行訓練が出来ます。
南部に来襲するハリケーン、中部に多発する竜巻、落雷、そして東部・中部での冬季の雪や氷、更にカリフォルニア中心にしばしば起こる地震、強風など、激しい気候や災害とは無縁の安全な場所です。
ニューメキシコ州やアリゾナ州が300日以上晴天である場所と比べれば、オレゴン州では曇りの日も雨の日もある西岸海洋性気候ですが、四季のある日本に似通った場所ともいえます。

飛行訓練にとって重要なのは、晴天の日数ではなく雲の高さと風向・風速、そして気温・湿度です。
雨でも雲が高ければ飛行訓練は実施されますが、極端な高温や風では訓練は困難です。

訓練可能飛行時間ですが、夏場は朝6時の日の出から夜9時頃まで太陽が出ているので、訓練可能時間は14時間以上になります。
これに対し、日照時間の短い冬場は10時間程となります。

通常訓練生は、午前9時に登校し夕方5時までに訓練を行いますが、夜間飛行も訓練には含まれており、夜間飛行に関しては日照時間の短い時期の方が容易な面もあります。
実際、年間を通してほぼ毎日のように飛行訓練しています。

更に、エアラインパイロットなどプロを目指されている訓練生であれば、当地では雲中飛行も経験でき、Actual IFR Flight Timeがつきます。プロを目指しているのに「雲に入ったことがない!」という方が、むしろ行く末に不安が募ってしまいますよね。


では、オレゴンの天気を実際のデータで検証してみます。ネット検索で「オレゴンの年間天気」などのキーワードで簡単に検索できます。下記のデータは https://weatherspark.com/ からの抜粋です。

ご覧のように、年間では7月下旬から8月上旬をピークに5月から10月まで半年間、多く晴れる日が続きます。夏に比べれば雲が増える冬でも月の3分の1は晴れます。

weather1.jpg

続いて、他のウェブサイトからのデータを基にグラフ化したものです。

weather2.jpg

まず降水量を示す棒グラフを拡大してみます。
赤い棒グラフがオレゴンの代表都市(ポートランド)を表し、水色の棒グラフが東京を表しています。「オレゴンの冬場は夏に比べ雨が良く降る」とは言っても東京における6月の梅雨の時期や9月の台風時期(200mm以上)と比べれば決して多量ではありません。年間の降水量も東京に比べれば半分ほどです。

weather3.jpg


夏は涼しく冬も殆ど零度以下になる事はなく雪や氷とは無縁

更に気温に関して。
同様に拡大します。太い赤線(最高気温)と青線(最低気温)がオレゴンの気温で、細い線が東京の最高気温と最低気温です。オレゴンでは寒暖の差は激しいですが、真夏でも細い赤線の東京より5度以上気温が低く乾燥しているので、大変快適です。気温と湿度が高い地域に比べますと、航空機のエンジンにとっても性能が良くなり、訓練生にとっても快適な環境といえます。

weather4.jpg

風の強さは年間を通してあまり変わりなく、約5マイル/時(2.23m/s)というおだやかな風速です。東西にある山のお陰で大気が比較的安定しており、太平洋から吹き付ける風を防いでくれます。
西海岸の南部では、冬季一週間以上強風が吹き荒れる事もあるようですが、当地では強風とは無縁です。
weather5.jpg

季節に関係なく実地試験が行われている

最後に、弊社のチェックライド実績です。下記データの如く、年によってまちまちです。天気に左右されているのではなく、入校時期によって偏ります。
2014年は、年間を通じてほぼ同じ頻度でチェックライドが実施されました。2016年では、入校者数に偏りがあり春から初夏にかけてはチェックライドが実施されず、秋から冬に多くの卒業生を輩出しました。

weather6.jpg



いかがでしたでしょうか。
オレゴンは、良いところなのです。我々も今回改めて実感しました。
皆さんが調べた情報のひとつに是非とも加えていただき、訓練校選びの参考になさってください。



ページトップへ

HOMEオレゴン情報こぼれ話 › みんな気になる・・・オレゴンの天気